「くすくすっ.ねぇ~」
「えっ、来ないでっ!」
席を立った三奈が歩いてくると、敬太は遮断するように左手を上げた.
「続きやるからっ! 速くあっちの席に戻ってよっ!」
「は~い.‥‥でもぉ」
「どうしたの? 速く‥‥」
「ケイちゃんにジロジロ见られるの嫌だからさぁ、こっち侧の席でやっても良い~?」
「ぅ、良いよっ! べ、べつに、见たりしないけど、好きな场所でやれば良いんじゃないかなっ」
「わ~い、やった~」
嬉々とした声色の三奈は、敬太の両脇に手を差し込んだ.
「ひゃっ!」
「ここ座る~?」
彼女は敬太を立ち上がらせて、代わりに自分がその席に座り、その后に太ももの上に彼を座らせた.
「ちょっ、なにをっ」
「こっちの席で良いって言ったじゃん」
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「そ、そういう意味じゃなくて、その椅子って意味で‥‥っ」
「うぇへへ~! あたし难しい话わかんなーい.ハグしよ~? ぎゅ~~~!」
「にゃっ! ゃっ、やめてよぅっ!」
「ここに座っててもゲームできるでしょ.ほら、あたしのキーボードをここに持ってきて‥‥はいオッケ~.続き、しよ?」
机の上に置かれた敬太用のキーボードと别に、隣の席のキーボードをケーブルいっぱいまで伸ばしてきて三奈が彼の太ももの上に乗せた.敬太は背が低いので、彼女は彼の肩越しでもゲーム画面が见えている.
「ほら、続き続き! はやくぅ~!」
「う、うぅ‥‥っ」
押し流されるように敬太が準备完了ボタンを押す.三奈も準备完了を选択して、ゲームが始まる.すると、二人羽织のようになっている彼女が大げさに体を动かしながらキーを操作し始めた.
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「えいっ、えいっ.それっ」
「ちょっ!」
ムニュっ? フカフカ? ギュムっ?
女の子の体が背后からイヤというほど押し付けられて、特にオッパイの膨らみがべったりと背中になすりつけられて、敬太は兴奋でおかしくなりそうだった.
(だ、だめっ)
彼が立ちあがって逃げようとすると、三奈は腕で抱え戻してきた.
「ひゃっ! はなしてよっ!」
「こ~ら? 逃げちゃダメでしょ? 罚として、胸板サワサワの刑だよ~?」
「ああっ、ひゃあっ!」
「お耳も噛み噛みしてあげる?」
ハムハム? ぺろぺろ?
「ひんっ! ら、らめ‥‥っ」
「あれれ~? あたしのキーボードが浮き上がってるけど‥‥これ何かなぁ?」
「っ!! やめてっ! 见ないでっ!」
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