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日文65(26)


凉叶さんは凉叶さんで、彼女持ちの僕が凉叶さんのテクニックに负けて堕ちていく様を愉しんでいるような节があったし、僕は僕で、恋人がいるのにエッチなお姉さんの诱惑に负けてしまう背徳感、倒错感を感じながら絶顶する快感が癖になってしまっていた。
その快感は麻薬のように徐々に僕の脳を蚀み、僕はもうその悪循环から抜け出せなくなっていた。



そんな生活が2週间も続いた后の、土曜日の昼。

买い物を済ませて部屋に戻った僕は、玄関を开けた瞬间、何やら违和感を覚えた。
足元を见下ろすと、玄関に自分のものではない靴が揃えられている。

……麻友の、靴だ。
どうやって中に……そうだ、合键を渡していた……
最近麻友への连络が途絶えがちになっていた。
だから久々の土日である今日、麻友が家を访ねてくることは十分考えられる事だった。 本文来自nwxs5.cc

そう気づいた瞬间、全身が総毛立つような恐怖を覚えた。
考えうる限り最悪の事态が、僕の头を掠める。
この2週间、僕は部屋の中で、毎日のように凉叶さんとの行为に明け暮れていたのだ。
あまりにも频繁だったから、后片付けもせず、缲り返し、缲り返し。
そして、今、麻友に部屋の中を见られて……

僕は玄関とリビングを隔てるドアを、恐る恐る开く。
そこに、麻友がいた。
こちらに背を向けて、ローテーブルの前にちょこんと座って。
僕が帰ってきた音が闻こえているはずなのに……こちらを振り向きもしなかった。

何か声をかけようと思ったが、何を话していいか、わからない。
声が出ない。
そうしているうちに、麻友がゆっくりと口を开いた。

「……翔くん、私に何か、隠していることない?」

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その声は、今まで闻いたことがないくらい、暗く、低い声だった。
僕はあまりに突然访れた事态に、目の前が真っ暗になり、一言も発することができない。
口が乾く。目が泳ぐ。
胸の鼓动がどんどん早くなる。
一方で、悪事がバレる时ってこんな気分なのだろうか、と妙に冷静に考えている自分もいる。
黙っていると麻友が続ける。

「……最近あまり电话できなかったから、いきなり来て惊かそうと思ったの。そしたら、部屋が散らかってたから、片づけてっ……あげようって……そしたら……」
麻友の声は、悲しみに震え、最后の方はよく闻き取れない。
胸がズキズキと痛む。心臓が飞び出すのではないかと思うぐらい早钟を打つ。
确かに部屋が少し片付いていて、よく见るとベッドの上に、自分の置いた覚えのないティッシュペーパーが二包み、広げてある。
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